Q&A(よくある質問)
突入電流に対する保護機能について
突入電流に対する保護回路はありません。
ピークに関して測定可能な波形はクレストファクタ※3までとなります。ただしこの場合はブザーなどはなりません。ブザーが鳴るのは測定結果が最大測定値を超えた場合です。
一般家庭で考えられるコンセントの容量で瞬間的に流れる電流では故障は発生しません。
故障する条件とは瞬間では無く連続的に通電が行われた場合(意図的にオンオフを繰り返すなど)や、コンセントやプラグ部分に埃がたまりワットチェッカーのコンセントとプラグ間で発熱が発生した場合によります。
※クレストファクター(CF)について
最大値の実効値に対する比をいい、波高率 = 最大値/実効値 の値を示します。
正弦波 = √2 , 三角波 = √3 , 方形波 = 1 となります。
ちなみに商用交流電源の場合は正弦波になるので、抵抗負荷の場合には以下の次の様になります。
AC100Vで負荷が100Ωの場合には電流は 1Aになります。
この時の1Aが実効値となりますが、交流電源の場合、電圧の波高値は√2 = 141.4Vになっています。 したがって、抵抗 100Ωでは電流の波高値も 1.414Aになり、クレストファクターCF = √2 = 1.414 の値になります。
対象カテゴリ | OAタップ・UPS |
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最終更新日 | 2008/10/14 |
対象製品 | |
QA番号 | 2597 |
このページのURL | https://www.sanwa.co.jp/support/faq/kaito?qa_id=2597 |
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