Webカメラの選び方&用語集
WEB会議を行う際に、Webカメラがあれば大変便利です。デスクトップパソコンにカメラはほとんど付属していませんし、ノートパソコンの内蔵カメラは満足できる品質とは限らないからです。Webカメラは使用シーンによって重視するポイントが異なるため、用途に合う必要な機能を搭載した製品を選ぶことが重要です。
本ページでは、Webカメラの選び方のポイントや用語説明をご紹介します。
Webカメラとは?
Webカメラとは、主にパソコンと接続してリアルタイムで映像を配信できる小型カメラのことです。
離れた場所にいる人の様子を見ながら、WEB会議やビデオチャット、オンラインでの動画配信やセミナーなどを行うことができます。さまざまなシーンや目的で使用できる優れたカメラです。
WEB会議を行う場合、高性能のカメラが必要な場合やWebカメラが付いていないパソコンの場合は、外付けのWebカメラが必要になります。
Webカメラでできること
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WEB会議
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ZoomやMicrosoft Teamsなどのツールを使ってWEB会議ができます。1対1のミーティングやオンラインレッスンなどはパソコン付属のカメラでも問題ありませんが、参加人数が多い場合は広画角のWebカメラがおすすめです。
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動画配信
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Webカメラを使えば、YouTubeなどの動画投稿サイトで簡単に動画配信ができます。撮影データはパソコンに保存されるので、ビデオカメラのように撮影した映像をパソコンに取り込む必要がなく、すぐに編集ができます。
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オンラインセミナー(ウェビナー)
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オンラインセミナーはインターネット上で動画を配信するセミナーのことで、WEBセミナー、ウェビナーとも言います。 オンラインセミナーは高画質な配信環境が必須なので、画質の良いWebカメラを使い「リアル感」を与えましょう。
Webカメラの選び方のポイント
画角
画角とは、カメラが実際に映す範囲を角度で表したものです。Webカメラを選ぶ際、画角は最も重要なポイントです。画角が狭いと、一拠点に複数人が参加するWEB会議では全員が画面に収まらず見切れてしまうからです。
一般的なWebカメラの画角は50~60度ですが、サンワサプライは150度まで映せるレンズを搭載した製品もあり、複数人でのWEB会議に適しています。
- ■画角が広い:映る範囲が広いので複数人を画面に収めることができますが、画面両端の歪みが大きくなります。
- ■画角が狭い:映る範囲が狭いので参加者が多い場合は見切れますが、歪みにくいのでリアルな映像になります。
- ■一拠点1~2人の会議:一般的なWebカメラの画角(50~60度)で特に問題ないでしょう。
- ■一拠点3人以上の会議:90~150度のWebカメラを使えば参加者が画面に収まります。
画質
画素数
画面に映し出される映像は無数の小さな点で構成されており、この点を画素(ピクセル)といいます。
画素数はピクセル総数のことで、「100万画素」なら画面の中に100万個の点があるということになります。画素数は、数が多い(高密度になる)ほど鮮やかでキレイな映像になります。
画素数の目安は、WEB会議などで表情が伝わる程度であれば100万画素以上の製品を、資料などの文字や細かい物を表示したい場合には200万画素以上の製品を選ぶと良いでしょう。
ビデオ解像度
ビデオ解像度は、映像の精細さを表す数値で「0000×000」や「000p」「4K」などと表記されます。
ビデオ解像度が高くなるほど映像はきめ細かくキレイになります。ただし、映像を映すモニターの解像度よりも、Webカメラの解像度が高い場合は、画素数が足りないため本来の画質を再現できません。
また、解像度が高くなるほどファイルサイズが大きくなるため、映像の転送速度が遅くなるなどのデメリットもあります。
Webカメラの解像度はHD(720p)やフルHD(1,080p )が主流です。
目安としては、ビデオ通話ではHD、WEB会議・動画配信で細かいものを映したい場合はフルHDのWebカメラを選びましょう。
フォーカス
フォーカスには様々な種類があり、使用シーンによって選び方が変わってきます。
オートフォーカス
オートフォーカス機能があれば、ピントを自動的に合わせてくれるため、調整に手間取ることなくビデオ通話を楽しめます。
手動フォーカス
フォーカスリングを回して、ピントを手動で調節します。 カメラから好みの位置でピントを調整でき、手元の作業などを見せたい場合などに、くっきりした映像を映すことができます。
固定フォーカス
ある程度の焦点が合った状態で固定されています。接写には弱く30~60cm程度離れる必要があります。
マイク・スピーカー内蔵
WEB会議でWebカメラを使用する場合はマイクとスピーカーが必要ですが、マイク内蔵型・スピーカー内蔵型の製品を選べば、わざわざ用意する必要はありません。
マイクやスピーカーが内蔵されていない場合はヘッドセットやスピーカー、スピーカーホンなどを用意しましょう。
カメラにマイクとスピーカーを内蔵
カメラにマイクとスピーカーを内蔵したWebカメラです。
USBケーブル一本でカメラとマイクとスピーカーが使用でき、画角も水平105度、対角120度と広く、WEB会議に最適です。
最短撮影距離
最短撮影距離とは、被写体にピントを合わせることができる最も短い距離のことです。
距離が短いWebカメラは、見せたい書類や物を接写して拡大することができて便利です。
資料・書類の拡大に適した「書画カメラ」
書画カメラは書類や物品などを撮影し、スクリーンに拡大して投影する機器です。会議やプレゼンテーションなどのビジネスシーンのほか、講義や研究発表など教育の現場でも多く利用されています。
製品を見るその他 用語集
・センサー
CMOS(シーモス)センサーのWebカメラは、高解像度のものを作りやすく消費電力も少ないというメリットがあります。
さらに技術の向上により、安価で高画質なものを大量生産できるようになり、デジタル一眼レフカメラにも採用されています。
・フレームレート
1秒間に切り替わるコマ数のことです。30fpsの場合、1秒間に30枚の画像が表示される映像になります。
※ただし、この数値は理論上の最大数値のため、パソコンの性能によって大きく異なります。
・USBビデオクラス(UVC)
USBビデオクラス(UVC)対応のWebカメラなら、簡単にパソコンへの接続ができます。面倒なドライバのインストール作業が不要なので、パソコン操作に不慣れな人に最適です。
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