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HDMIケーブルのアクティブ・パッシブタイプとは?

アクティブタイプ・パッシブタイプって、何が違うの?

アクティブタイプ

アクティブタイプのHDMIケーブルは、IC(映像調整用イコライザー)内蔵型の、長距離接続に適したケーブルです。
ICを内蔵することで信号強度を調整し、10m以上離れた場所にある機器同士をケーブル1本で接続することができます。サンワサプライでは、ケーブル長10m・15m・20m・30m・50m・100mのHDMIケーブルをラインナップしており、用途や環境に合わせた長さのケーブルをお選びいただけます。

パッシブタイプ

パッシブタイプのHDMIケーブルは、あらゆる用途で使える汎用性の高いタイプです。ICは内蔵していません。
1080p(フルハイビジョン)画質を超えた4K画質に対応する高品質のHDMIケーブルや、薄くて配線が邪魔にならないフラットケーブル、持ち運びに便利な巻き取りケーブルなど様々なラインナップがあります。
ただし、ケーブル長が5mを超える場合は信号強度が弱まり、性能を発揮しにくくなります。

HDMIケーブル(アクティブタイプ)

HDMIケーブル(パッシブタイプ)

アクティブタイプ・パッシブタイプの特徴・使用用途は?

パソコン自動切替器や切替器・分配器などに接続するHDMIケーブルは、パッシブタイプがおすすめです。アクティブタイプのケーブルとは異なり、出力機器から入力機器に映像信号をそのまま送れるので、不具合が起こりにくく安心して使用できるためです。
一方、アクティブタイプのケーブルはフルハイビジョン映像(1080p)を劣化させずに表示できるので、距離が離れている機器同士を接続するのに適しています。例えば、リビングにある出力機器(BD/DVDレコーダー)と、寝室にある入力機器(テレビ)を接続したい場合に便利です。
他にも、大教室の教壇にあるパソコンとプロジェクターを接続する場合や、工場の事務室・設計室内にあるパソコンと作業現場にあるディスプレイを接続したい場合にもおすすめです。

【アクティブタイプケーブルの接続時の注意事項】
アクティブタイプのHDMIケーブルは信号の流れる方向が決まっています。この方向を誤って接続すると映像出力ができないので、コネクタに書かれている表記(「Display」「Source」など)を確認してから、適切な機器に接続してください。

【特徴の違い】

  アクティブタイプ パッシブタイプ
IC内蔵 内蔵型 非内蔵型
信号の安定性 低い
ICで信号を変換してから伝送
高い
機器からの出力信号をそのまま伝送
汎用性 低い 高い
4K対応・巻き取りタイプなど種類が豊富
長距離接続 推奨
長距離接続でも安定
不向き
5mを超えると信号強度が弱まる
適した使用用途 長距離接続に向いているので、
離れた場所にある機器同士の接続に最適
信号の安定性が高いので、
切替器・分配器の接続に最適

アクティブタイプのHDMIケーブルはこちら

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