今こそ!節電・停電対策(テレワークで電気代増加)
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働き方の1つとしてテレワーク(在宅勤務)が一般化し、自宅で仕事をする人が以前より多くなりました。
テレワークの影響で在宅時間が長くなり、光熱費の高騰も追い打ちとなって電気代が高くなった人が増加しています。
さらに、近年急増している夏冬の電力需給のひっ迫で、節電を意識した行動が求められています。
また、いつ起きるか分からない落雷や地震などの自然災害による停電対策も今や必須です。
ご家庭やオフィスで簡単に対策できる停電対策グッズと、節電グッズをご紹介します。
節電対策
電力量を知る
- テレワークの日数が増えて気になるのが電気料金の高騰。テレワーク中に使用している機器や家電の消費電力量を知って、節電意識を高めましょう!
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ワットモニター
日々のテレワークで気になる機器の電力量や電気料金がリアルタイムで分かります。計測したい物の電源プラグをワットモニターに差し、壁のコンセントに差し込むと自動で計測。液晶パネルに計測値が表示されるので一目で分かります。
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
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国税庁はテレワーク(在宅勤務)に関する電気料金を、業務で使った部屋の床面積や在宅日数に応じて水準を決め、算出した額を非課税とする方針を発表しました(2021年1月15日発表)。
ワットモニターを使えば、テレワークで使用するパソコンなどの機器の電気料金を測定できるので、会社に申請する場合に便利です。
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待機電力をカット
- こまめなプラグの抜き差しや電源のON・OFFが節電に繋がるのは分かっているけど、いちいち抜くのが面倒。でも繋げたままでは電気代がもったいない...
スイッチ1つでON・OFF切り替えができる製品を導入しましょう。
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節電エコタップ
接続機器をON・OFFできるスイッチを搭載したタイプや、パソコンと連動してON・OFFできるタイプ、差込口ごとに通電時間をタイマー設定できるタイプなど、様々なエコタップがあります。
わざわざプラグを抜かなくても気軽に待機電力を減らせます。
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ON・OFFスイッチ付き マウス
毎日使うマウスにも節電できる機能があります。Bluetoothマウスやワイヤレスマウスに搭載されたスイッチを使えば、こまめに電源のON・OFFができます。省電力仕様のマウスもあります。
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消費電力を減らす
- 複数台のパソコンを使う場合、周辺機器も複数台使っていると消費電力も大きくなって電気代がかかります。消費電力を減らすにはパソコン切替器がオススメ!
また、LEDライトや扇風機・ヒーターなどの消費電力の少ないグッズを活用するのも手です。
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パソコン切替器
通常は液晶モニタやキーボード、マウスなどの周辺機器がパソコン1台につき1組必要になりますが、パソコン切替器を使うと、1組の周辺機器で切り替えできます。周辺機器が減って節電につながります。
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省電力の製品を使う
- 日々のテレワークで使う機器の消費電力が気になる... そんな方には、無駄な電力を抑える機能を備えた省電力グッズがおすすめです。
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スイッチングハブ
未接続のポートを自動判別して電力供給を抑える「省電力機能」を搭載したスイッチングハブを使えば、電力を無駄に消費しません。夜間などの全ポートが自動節電になっている時は消費電力が大幅に削減されます。
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停電対策
停電の原因として心配なのが落雷です。
落雷時には電線などの高所にある物に有害な過電圧や過電流「雷サージ」が瞬間的に発生することがあります。
電話線、電源線、アンテナ、大気中を通って家の中に進入し、サージ電圧によってパソコン・ルーターなどの電子機器が絶縁破壊や誤作動・劣化などの影響を受けてしまいます。
目的から製品を選ぶ
電源を確保する
- 忘れてはいけない、バッテリーの備え。
スマートフォンは災害時には大切な情報収集の手段。電池切れしないように電源を確保しましょう。
スマートフォン以外のUSB機器や、AC機器の電気も確保できればベストです。
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モバイルバッテリー
災害時や緊急時の電源確保には大容量のモバイルバッテリーがあれば安心。停電が長引くなら最低でも20,000mAh以上の容量のものを。約2~3日間程度スマートフォンの充電が可能です。ライトや扇風機などのUSBグッズも使えます。AC出力対応タイプやノートパソコンなどを充電できる大容量タイプもあります。
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明かりを確保する
- 停電には明かりが必須!
真っ暗な中では身動きが取れませんし、暗闇で動くとケガをしてしまう可能性があるため危険です。 緊急時に周囲を明るく照らすライトを準備しておきましょう。
暑さ対策
- 夏の停電は熱中症対策が必須!
日中は気温が高く暑いのはもちろん、例年は熱帯夜が続く地域も少なくありません。停電時でも涼をとれるように対策しましょう。