自作工具(LAN-TLKIT3)を使ったLANケーブル加工方法
LANケーブル自作工具キット
カテゴリ6A LANケーブル、カテゴリ6LANケーブルを自作するためのパーツと工具のセットです。
この工具キット一つで、どこでもLANケーブルを自作加工することができます。
※ケーブルは付属していません。
セット内容 ※枠内に品番がある製品は、個別にお買い求めいただけます。
LANケーブル加工方法(カテゴリ6Aの場合)
モジュラーカバーを先に取付けておきます。
外皮むき工具の刃の長さを調整しておきます。
外皮をむく長さを決めます。(目安6cm程度)
皮むき工具で外皮を切断します。
外皮を取除き、芯線に傷がついていないか確認します。
外皮をカッターナイフで1cm程度、切ります。
内部にある十字フィラーを、切れ目に合わせて折り曲げ、ハサミなどで根元から切り落とします。
レバーを矢印の方に動かしてスパイキを出します。
スパイキを使って、各ペアのよりを戻していきます。
写真のようにスパイキを親指と人差し指で挟み、そのまま先端方向に引きます。
よりをまっすぐに戻したら、加工する規格に合わせて線の位置を変更します。(写真はT568B)
芯線を揃えたら、写真のようにハサミなどで切り落とします。
プラグを写真のように差し込みます。
左右に軽くねじりながら、写真のようになるまで押し込みます。
より戻しを短くするために、ペンチなどで芯線を挟み軽く引っ張ります。
外皮むき工具にはめ込み、強く握ると芯線が切断できます。
切断後、プラグが欠けていないことを確認します。※切り落とす際に、プラグの向きが傾いていると角の部分が欠けてしまうので注意してください。
次にプラグにフタを軽く取付けます。 外皮むき工具にケーブルセットし、工具を握り しめるとフタが取付けられます。
フタが取付けられているか確認します。
モジュラーカバーをコネクタに取付けます。
かしめ工具を使い、かしめます。
かしめられているかを確認し完成です。
UTPケーブルには、T568A結線、T568B結線の2種類があります。
弊社CAT6Aケーブルは、T568B対応です。