LA-FP-MJ3Kの簡易加工マニュアル
用意するもの
●LA-FP-MJ3K ●LAN-TL1K or LAN-TL2K ●LANケーブル(CAT5e単線ケーブル)
●ニッパー
LA-FP-MJ3モジュール、加工方法
最初に、ジャックの上カバーを外します。外し方は、上カバーの側にある凹みを掴み、力を入れて上に引っ張るとツメが外れて簡単に取れます。
LAN-TL2を使用する場合は、台座カバーも外します。外し方は、図3の白丸部分にあるツメを指で掴み、図4のように力を入れれば、
外れます。外さない場合は手順7まで飛ばします。
※本マニュアルではLAN-TL2を使用します。
外した台座カバーにLANケーブルを通しておきます。
先端から親指の長さぐらいの部分でケーブルの外皮の切除を行います。
目安としては5~6cm程度です。この際、内部の芯線にまで切れ目が入っていないかを確認します。
芯線に切れ目が入っていた場合はその部分から切断し、最初からやり直して下さい。
T568A配線 | T568B配線 | ||
白緑 | 白茶 | 白橙 | 白茶 |
緑 | 茶 | 橙 | 茶 |
白青 | 白橙 | 白青 | 白緑 |
青 | 橙 | 青 | 緑 |
MJ3Kに貼ってある結線のシールを確認し、加工する配線の色を確認します。
加工する配線に合わせて、ケーブルを扇状に広げます。
※図はT568A配線の場合
加工する線のペアの撚りを少しだけ戻し、ペアのそれぞれを谷になっている部分に当ててペアの隙間を広げ、加工する際に外れないように指で強く押し込んでおきます。
パンチダウン工具を使い、ケーブルを最後まで押し込みます。
他のケーブルも同じ要領で押し込んでいきます。
押し込んだ後、ケーブルのはみ出している部分をニッパーなどで切り落とします。
手順1~5で外した台座カバーと上カバーを元に戻して完成です。
LA-FP-MJ3をフェイスプレートに取り付ける方法
まずLA-FP-MJ3K(以降MJ3K)をフェイスプレートの化粧板の穴の位置に合わせ、裏面に向かって右にある上下二つの穴にMJ3Kの本体両端にあるツメの片方を差し込みます。
※図はLA-FL-J1の場合
そのまま左側をカチッという音がするまでぐっと押し込めばMJ3Kが固定されます。
後はプレートをコンセントボックスなどに固定し、化粧板をはめて完成です。
MJ3Kをフェイスプレートから外したい時は、プレート左側にあるMJ3Kとプレートの間の隙間にマイナスドライバーを差し込んでひねれば外すことができます。