キャスターの種類と選び方
キャスターを選ぶ際には、床との相性をしっかりと理解しておくことが大切です。
実際にキャスターを取り付けてみると、滑りすぎてしまったり、動きが悪かったりとうまく使えないことが無いように、下の表を見て自分の使う環境にあったキャスターを選びましょう。
キャスターの種類と特長
キャスターの材質 | ナイロンキャスター | ウレタンキャスター | ゴムキャスター | |
硬さ | 硬い | 普通 | 柔らかい | |
転がり感 | 転がりが良くスムーズ | 丁度良いグリップ感 | すべりにくく安定感が良い | |
床の相性 | カーペット | ◯ | ◯ | |
フローリング | ◯ | ◯ | ||
Pタイル | ◯ | ◯ | ||
特長 | 一般的なチェアに付いているキャスターです。転がりが良いのでスムーズな移動が可能です。カーペットなど柔らかい面におすすめです。 | ナイロンとゴムの中間の硬さのキャスターです。どんな床にもマルチに使えます。フローリングの床にキズつきにくいウレタン巻きです。 | 床を傷つけにくい柔らかい素材のキャスターです。転がりにくいので安定感があります。フローリングやPタイルなど硬い面におすすめです。 |
お子様用の椅子への取り付けや、床の傷防止として椅子の脚を固定できる固定脚がおすすめです。
固定脚の種類によってはキャスターに比べ高さが低くなるため、お使いの椅子が高いと感じられている方にもおすすめです。
お手元の椅子との対応確認方法

確認方法
キャスター側に脚部へ取り付けるためのシャフトが付いています。そのシャフトサイズ・形状がお手元のキャスターと同じであればおそらく取付が可能です。
確認箇所
・シャフトの直径: 11.12mm
・シャフトの長さ: 22mm(根元のふくらみ部分は除く)
・頭から溝までの長さ: 5.5mm
・溝の長さ: 2mm