サンワサプライ株式会社(本社:岡山市北区田町1-10-1、代表取締役社長 山田和範)は、既存のネットワーク環境に追加するだけでPoE給電ネットワークを構築できるPoEインジェクター「LAN-GIHINJ3」を発売しました。
PoE(Power Over Ethernet)とは、LANケーブル1本で、データ通信と電力供給ができる技術のことです。PoE受電対応機器であればLANケーブルを電源代わりに使用できるので、コンセントのない場所でもネットワーク機器を設置できるようになります。
「LAN-GIHINJ3」は、既存のネットワーク環境に追加するだけでPoE給電ネットワークを構築できるPoEインジェクターです。
本製品をスイッチングハブとPoE対応受電機器、例えば無線アクセスポイントやIPカメラなどとの間に設置することで、機器に電源を供給しながらデータ転送を行えます。そのため、天井などのAC電源を設置しにくい場所や、集合住宅・オフィスのような手軽にAC電源を増やすことができない施設などでネットワーク機器を使用する場合に最適です。既にPoE非対応のスイッチングハブを使用してネットワーク構築している場合でも、それらのネットワークを変更することなく本製品を追加するだけでPoE対応ネットワークが実現できます。
本製品は1台で4つのLANポートをPoE給電対応ポートにすることが可能です。各ポートでPoE給電のコントロールを行うため、IEEE802.3afデバイス、IEEE802.3atデバイスの混在接続も可能です。
高速なギガビット通信に対応しているので、IPカメラなどでの動画転送にも対応し、既存ネットワークとPoEデバイスの性能を最大限発揮できます。
筐体は放熱性に優れたメタルを採用しているので、高熱による動作異常を予防します。
本製品に使用する推奨ケーブルKB-T6POEシリーズ、KB-T6TSシリーズ、KB-T5Tシリーズも好評発売中です。
特長 | 品番 |
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LAN-GIHINJ3 |